アパートの1階はやめたほうがいい?メゾネット、2階、マンション、女性、防犯対策、騒音、寒い、虫対策
アパートの物件選びをする時、女性の一人暮らしでは防犯上の理由から
「1階はやめたほうがいい」ということをよく聞きます。
では男性については特にデメリットがないのかというと、
実はそうではないようです…
アパートの1階に住むことは、防犯上の理由の他にも虫が出やすい、湿気がこもるなど
おすすめできない様々な理由が挙げられます。
そこで今回は
・1階は防犯対策必須!虫対策など他のデメリットは?
・1階に住むメリットは?賃貸では上階より安い?
・一階と二階 どっちがいいの?
・アパートの1階はやめたほうがいい?住むメリットとデメリット
以上の3点についてまとめてみました。
◇1階は防犯対策必須!虫対策など他のデメリットは?
1階のデメリットとしてよく耳にするのが防犯性の低さですが、
他にはどんなものがあるのでしょうか。
以下では具体的なデメリットを挙げていきます。
・外から洗濯物や部屋の中が見えやすい
プライバシーを守るため洗濯物を部屋干する、窓に遮光カーテンをつけるなどの対策が必要になります。
・空き巣に入られやすい
1階は侵入しやすく空き巣に狙われやすいため防犯対策が必須。
ベランダの高い塀がある場合も、塀が目隠しになり窓ガラスを割られても
気付かれにくくなるため注意が必要です。
窓からの侵入を防ぐためにはシャッター(雨戸)付きの物件などもおすすめです。
・虫が出やすい
1階は地面と接しているため虫が入ってきやすくなります。
隙間があるとゴキブリやムカデなど大きい虫が入ってくることもあるため、
隙間を塞ぐなどの虫対策が大切です。
・湿気で後悔、カビの原因に
1階は2階以上の部屋と比べて日当たりが悪く、湿気がこもりやすくなります。
そのため梅雨時期には壁にカビが生えてしまった、なんてこともあるようです。
・2階の足音や物音が気になることも
1階では階下への気遣いが要らない反面、2階の足音など物音が響いて気になる場合も多いそう。
・冬は寒い
1階は上階と比べて日当たりが悪い場合が多く、そのため夏は涼しく冬は寒いという声が多く聞かれます。
・上階からの水漏れ被害に遭うことも
いくつもの世帯が暮らすアパートやマンションなどの集合住宅では、
予期せぬ水漏れ被害に遭うことも珍しくありません。
2階で水漏れがあった場合、1階と2階の間(天井裏)などに水が溜まり、
1階に水漏れすることもあるようです。
☆1階に住むメリットは?賃貸では上階より安い?
ここまで1階に住むデメリットばかりをお伝えしてきましたが、
調べてみると実はメリットも多いようです。
具体的なメリットとしては
・足音など階下への騒音を気にしなくてよい
・買い物や引っ越しの際に荷物が運びやすい
・賃貸では上階より家賃が安い場合が多い
・地震などの災害時の避難がしやすい
・夏は涼しい
ことなどが挙げられます。
☆一階と二階 どっちがいいの?
1階のメリット・デメリットは上記の通りですが、それでは2階はどうなのでしょうか。
ここからは1階と比較しながら、2階についても気になるポイントをお伝えしていきます。
①1階と2階はどちらがうるさい?
アパートなど、集合住宅に住む際に気になるのが騒音問題。
調べてみると1階、2階のどちらに住む場合も騒音問題はよくあるようです。
1階:2階の住人の足音や物音、振動が響きやすい
2階:1階の声やテレビの音など、1階からの騒音が気になることも
1階の音も隣室や1階から2階への騒音となる場合があり、注意が必要です。
また、2階に住む場合には1階へ物音などが響かないよう、スリッパを履く、カーペットを敷くなど対策をとりましょう。
②部屋の温度差がある?
2階は1階と比べて日当たりがよく、1階からの熱も上がってくるため
冬は暖かいが夏は酷暑になる場合も。
③利便性は?
1階と2階では階段の有無以外に大きな差はないかと思います。
しかし、メゾネットなど1階に玄関があり内階段で2階へ上がるタイプの物件では、
宅配などへの対応のたびに階段の登り下りが必要なため不便と感じる場合もあるようです。
④どちらが安全?
・防犯性
2階は1階と比較して窓から侵入されにくく、防犯性は高いといえるでしょう。
夏場に窓を開けて寝るといった場合には、2階以上の部屋でないと危険です。
しかし、駐輪場の屋根など足場になるものがある場合1階と2階、
また1階と3階でも条件が同じになってしまうという怖い話も。
2階以上の階でも侵入経路はないか、注意が必要です。
・災害時
火事や地震などの災害時には、1階の方がすぐに避難できます。
一方、2階からの避難は時間がかかります。
しかし、地震で建物が倒壊した際には2階の方があまり潰れず、
閉じ込められにくいといったデータも出ているようです。
以上のように、1階と2階それぞれにメリット・デメリットが
あることが分かりました。
この記事を読んで
「やっぱり1階から2階へ引っ越したい!」、
「1階から2階に移るのを考えてみよう。」
「意外と1階に住むのもいいかも」と引っ越しを考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、同じアパート内で別の階への引っ越しを検討される場合には1つ注意点があります。
1階から2階に移るなど、アパート内での引っ越しをすることは可能ですが、
ただ移るだけでなく新たに賃貸契約を結ぶ必要があります。
そのため管理会社に手数料を支払うなど、費用が発生する可能性が高いことを
念頭においておく必要があります。
☆アパートの1階はやめたほうがいい?住むメリットとデメリット
今回は1階のデメリットについて大きく取り上げてきましたが、
物件自体の条件や住む人によって決め手は違ってくるかと思います。
入居を決める前に必ず内見をして、1階か2階か、それぞれのメリット・デメリットを参考にライフスタイルに合った物件を選ぶことが大切です。