低用量ピルはいつから飲める?飲み方やタイミングなどを紹介
ピルは数種類ありますが、避妊用ピルとして一般的なのが「低用量ピル」です。原則として生理の初日から飲み始めます。 低用量ピルの効果を得るには、決められた飲み方や飲むタイミングが大切になります。 では、ピルはいつから飲めるのか いつから飲むのか、飲むタイミングなど知りたい方もいるでしょう。 そこで今回は ・低用量ピルについて ・低用量ピルの飲み方やタイミング ・低用量ピルの副作用について ・ピルの種類について ・よくある質問 について紹 介します。 ◆低用量ピルについて 低用量ピルとはどんなものなのか、どんな効果があるのか気になる方もいると思います。 ここでは、低用量ピルについて紹介します。 1. 低用量ピルとは 低用量ピルとは「エストロゲン」と「プロゲステロン」の 2 種類の女性ホルモンを含む薬で、「避妊ピル」として使用されることが多いです。 主に避妊目的で使用されますが、最近では生理痛や月経困難症などの目的で使用されることもあります。 2. 低用量ピルの効果 ① 避妊への効果 低用量ピルに含まれる「黄体ホルモン」と「卵胞ホルモン」の刺激で女性ホルモンが正常量生成されにくくなります。 その結果 ・排卵を抑える ・子宮頚管の粘度を変える ・子宮内膜の増殖を抑える という効果で妊娠しにくくなる状態、つまり避妊効果があります。 低用量ピル服用時の避妊率は 99 %程度と言われています。 ② 生理痛への効果 低用量ピルは子宮内膜の増殖を抑える効果があるので、痛みに関連した化学物質が減少して生理痛が緩和されると考えられています。 ③ 月経前症候群( PMS) への効果 PMS は排卵から月経までの間に「黄体ホルモン」と「卵胞ホルモン」が急激に低下する期間があります。 これにより自律神経のバランスに影響を与え、頭痛やめまい、倦怠感やイライラなどの全身症状が発生します。 低用量ピルを服用することで、体内のホルモンの急激な増減が無くなり安定するので、 PSM の症状が緩和されると考えられます。 この他にも様々な効果があるようです。 3. 低用量ピルの種類 低用量ピルには 2 種類があります。 ① 一相性 一相性は服用するすべての錠剤のホルモンのバランスが同じもので、「 PMS 予防...