リゾートバイトという怖い話の解説。場所は?美咲はどうなった?
世間には様々な怖い話がありますが、その中でも伝説級に怖いと言われる話がいくつかあります。その中でも、必ず挙げられるのが「リゾートバイト」という話です。
怖い話ランキングでは必ず上位に位置する話であり、現在では漫画化もされるくらいに人気を博しています。元々は2chの怖い話のスレッドから誕生したと言われています。
今回はこのリゾートバイトについて紹介していきます。
ここではあらすじとネタバレも含みます。
リゾートバイトとは一体どんな話なの?
まずは話を解説していきます。長い話なので、まとめての要約です。
リゾートバイトは、大学生が長期休暇を利用して、リゾート地で泊まり込みの夏のリゾートバイトをする事から始まります。
それは海に面した宿であり、優しいおかみさんや従業員の美咲さん、その旦那さんの3人に良くして貰いながら楽しくバイトを続けていました。しかし、ある日おかみさんの奇行を目にして、立ち入り禁止を命じられていた二階に上がってしまった事で凶悪な霊に取りつかれて、後半はお祓いに奮闘する話になっています。
リアルな描写に加えて、おかみさんの得体の知れない雰囲気が不気味である事もあって、最初こそ文章が長い…と敬遠していた人も、気付けば最後まで読み切ってしまうと感想が寄せられています。
考察や感想、これは実話なの?
この話の中で大きなキーワードになるのは、臍の緒です。
おかみさんが二階に悪霊を飼うようになったのは、とある臍の緒を使ったおまじないを間違った方法で行った事によるものでした。しかも、おかみさんはその悪霊を亡くした息子だと信じて疑わず、奇行をやめません。
そのおまじないというのが、海に出る子どもに臍の緒を持たせると、その臍の緒が自分達を繋いで必ず海から陸へと子どもを戻してくれるというものでした。
このおまじないは、諸説はありますし持たせるものは違いますが、海に面して漁業が盛んな街の中にはそういったジンクスもあるようです。
子どもを亡くす親の気持ちを少しでも和らげ、繋がっているという安心感で親を慰める目的で作られたジンクスかもしれません。そして実話なのか?
真相ははっきり語られていませんが、全てが作り話ではないようですね。
場所はどこなの?
場所はどこか詳しい事が話の中では登場しません。知恵袋でいくつか考察がされていたりしますが、それも本当かどうかは
取り敢えず分かっているのは漁業のさかんな街である事、代々臍の緒のおまじないが継承されている地域である事がヒントとなっています。
感想はどれも「怖い!」
語られる感想はどれも怖い、というものばかりで、自分が住んでいる地域が全く関係ない場所の人でも、夜に布団から出られなくなった…と語る人も出るくらいにリアルに書かれている話です。
その後どうなったの?
これはその後のネタバレになります。オチとしては、結局儀式に拘ったおかみさんは普通の人間には戻れないという雰囲気で話の幕は閉じます。
実際に悪霊を視て、対峙した主人公達は誰一人として死ぬ事もなく、元気に暮らしているとも綴られていました。
命をどうこうするには、様々なリクスが伴う、という事を教えてくれる話になっていますが、その傍らで全く関係ない人が、その呪いに充てられてしまう事もあるのだと注意喚起になっているとも読めます。
リゾートバイトは一度読む価値あり!
読みやすい文章構成や、リアルな描写がたまらない作品になっています。
リゾートバイトの怖い話。
怖い話がよほど苦手でない人は、是非とも一度読んで欲しい作品となっているので、まだの人は読んでみてください。