高温期がいつからいつまで?解説。陽性、妊娠、症状、排卵、生理、検査薬など
高温期がいつからなのか解説をしていきます。
妊娠したいと考えている女性にとって、
妊娠初期の症状が始まるのがいつからかわからない女性のかたもいらっしゃると思われます。
そこで今回は、妊娠が始まってからの仕組みと体の変化について説明していきたいと思います。
数える方法。妊娠初期症状はいつから?
妊娠初期とは妊娠15週までを指します。
早ければ3周期あたりから症状が出始めます。
周期の数え方は前回の生理が始まった日を1日目として、7日で1週間、4週間で1か月と数えるようにしてください。
体温はいつから上がるのか。生理はいつからいつまで続く?
生理が28日の場合、まず最初に低温期が約2週間続いて排卵します。
そして体温がいつから上がるのかというと、排卵後に徐々に上がるのでそこから高温期が約2週間続きます。
低温期と高温期が何度くらいかというと低温期が平均36.3度前後、高温期が平均36.7度前後となります。
その後基礎体温が下がるので、そこで月経が起こります。
グラフなども参考にするとよいでしょう。
高温期が何日続いたら妊娠する?
高温期が何日続いたらなのですが
高温になってから2週間以上経過している場合は、妊娠の可能性が高いです。
妊娠した時の高温期は、排卵後にできた黄体がホルモンを分泌し続けることにより起こります。
妊娠しやすいタイミングは排卵日の3日前から翌日までです。
逆に高温期が短い場合は黄体機能不全を疑います。
黄体機能不全とは、黄体からのホルモンの分泌が不十分であることで、不妊症や不正性器出血などが起こります。
なので、高温期が短い場合は産婦人科を受診したほうがいいです。
妊娠初期症状が出る仕組み。女性特有。
妊娠初期症状はhcgホルモン、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの分泌量の変化によって起こります。
・hcgホルモン
着床後にのちの胎盤から分泌されるホルモンです。
このホルモンが分泌されることで、胎児を育てやすくするために体が変化していきます。
・卵胞ホルモン
卵巣で作られて、子宮内膜を厚くして、排卵までに多く分泌されるホルモンです。
女性特有の丸みを帯びた体や肌つやを作ることもできます。
・黄体ホルモン
受精卵が着床しやすいように体を整える働きがあります。
生理前に起こるpmsのようにイライラやほてりなどもこのホルモンが原因で起こります。
女性の妊娠初期症状の体の異変
妊娠初期症状には
・頭痛
・腹痛
・腰痛
・出血
・だるい、眠い
・息切れ
・感情のコントロールができない
・肌のトラブル
・味覚の変化
・嗅覚の変化 などがあります。
・頭痛
黄体ホルモンが血管を広げようとするが故に起こります。
さらに、自律神経が崩れているときにも起こります。
・腹痛
へそより下の下腹部に痛みがあるときはとりあえず体を冷やさないようにしてください。
・腰痛
女性ホルモンの作用で骨盤周辺の関節などが緩み、子宮が大きくなる準備をします。
腰痛の感じ方は様々です。
・出血
この出血には受精卵が子宮内膜に着床したことによる着床出血とわずかな出血の排卵出血と何かの原因で起こる不正出血があります。
・だるい、眠い
いくら寝ても眠いと感じてしまうことがあります。
そういう時は無理をせず仮眠をとるようにしてください。
・息切れ
子宮が大きくなると肺が圧迫されて息切れなどを引き起こします。
さらに、おなかの中の胎児に酸素と栄養を供給するするため、心臓の動きが活発になります。
激しい運動は必ず避けてください。
・感情のコントロールができない
イライラしたり情緒不安定になったりします。
ストレスの貯めすぎはいけないので、こまめに気分転換をしてください。
・肌のトラブル
ホルモンの分泌量が増えることのより、脂の分泌量が増え、ニキビなどができやすくなります。
ホルモンバランスの崩れによっても肌のトラブルを引き起こしてしまいます。
肌のトラブルはストレスのもとになり胎児に影響を及ぼしますので、なるべく野菜を取るようにしてください。
・味覚の変化
特定の食べ物しか受け付けないないなどの偏食の傾向に陥ります。
できるだけ栄養のあるものを摂取してください。
・嗅覚の変化
これはhcgホルモンによるものです。
今まで気にしなかったにおいに敏感になる場合があります。
妊娠検査薬はいつから使えるのか
妊娠検査薬は尿中に存在するhcgを検出するためのものです。
生理予定日の約7日後から検査することができます。
陽性判定が出たら産婦人科を受診してください。
陰性が出たとしても陽性の可能性がありますので、37度を超える微熱が続き妊娠しているかもしれないと思った場合は、何日間か経ってからもう一度薬を使ってください。
今回説明したことを参考にして、妊娠してるかしてないかを判断し、してたらその後何をすべきかを考え、体の変化についても理解しておいてください。